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初めてでも分かる!通関の基本と倉庫活用のポイント
2025.08.18

こんにちは!
今回は、海外から商品を輸入する際に避けて通れない「通関」について、初心者の方にも分かりやすく解説します。
「通関って聞いたことはあるけど、具体的に何をするの?」
「輸入に必要な書類や流れがよく分からない…」
そんな方のために、まずは通関の基本からご紹介します。
通関とは?
通関とは、海外と日本の間で貨物を輸出入する際に、税関で必要な手続きを行うことです。
輸入の場合、主に次のような流れで進みます。
- 輸入申告
船や飛行機で貨物が到着したら、輸入手続が終了するまでの間保税地域に搬入されます。
税関官署に輸入する旨を申告します。
必要な基本書類は4つ
①船荷証券(Bill of Lading)B/L 証明書、輸出者から輸入者への貨物譲渡権
②貨物到着案内書(Arrival Notice)A/N 貨物がいつ到着するかなど
③梱包明細書(Packing List)P/L 数量や重量など
④仕入れ明細書(Invoice)商品の内容
運送契約に関する書類や輸入品の種類・数量・価格などを記載した書類(インボイス、パッキングリストなど)が必要です。 - 審査と検査
税関が申告内容をチェックし、必要に応じて貨物の検査を行います。
輸入が禁止されている物や、安全性に問題があるものはこの段階でストップされます。 - 関税・消費税の納付
審査が通ると、関税や消費税を納めます。税額は商品の種類や価格によって変わります。 - 輸入許可・貨物の引き取り
税金の支払いが終わると、輸入許可が下り、貨物を引き取ることができます。※許可前に貨物を引取制度もあります
通関業務は誰が行うの?
通関は、専門知識や資格が必要なため、通常は通関業者(通関士がいる会社)に依頼します。
特に初めて輸入する場合や、規制が多い商品を扱う場合は、プロに任せるのが安全です。
通関後に必要になる作業も忘れずに
輸入許可が下りた後、貨物は港や空港のコンテナヤードにあります。
ここからが意外と重要で、次のような作業が必要になります。
- コンテナデバン(コンテナから荷物を取り出す作業)
- 倉庫への搬入・保管
- 輸入品の検品
- 組立やラベル貼りなどの付帯作業
- 国内配送の手配
トクソウコなら通関後の流れもスムーズに!
トクソウコでは通関業務自体は行っていませんが、通関後のすべての工程をワンストップでサポートできます。
- コンテナデバン作業(重量物や大型貨物も対応可能)
- 保管(短期~長期まで柔軟に対応)
- 検品・組立作業(海外製品の品質チェックや国内仕様への組立)
- 国内配送の手配
「通関までは通関業者に任せ、通関後の荷物の扱いはすべてトクソウコに」
という流れなら、輸入後の手間やリードタイムを大幅に減らせます。
まとめ
- 通関は輸出入の際に必須の税関手続き
- 専門業者に依頼するのが安心
- 通関後も、デバン・保管・検品・組立・配送といった工程が必要
- トクソウコなら、その「通関後」をまるごとサポート可能
海外から商品を輸入したら、「通関」+「通関後の作業」までをワンセットで考えることが効率化のカギです。
以上、今回は輸入時に欠かせない「通関」の基本と、通関後に必要となる流れについてご紹介しました。ぜひ、輸入後のスムーズな物流体制を組む参考にしていただければ幸いです。

お困りの際は、
ぜひトクソウコにご相談ください!